わかさ生協診療所は、1994年の開設以来、町内に2か所しかない医療機関の一つとして、地域に根差し、密着した医療・介護活動を行っています。
保健予防活動を重視して、地域住民の健康を守る機会を増やすため、複数の自治体検診を組み合わせた「わかさ生協ミニドック」を2011年7月より開始、また鳥取県の施設内禁煙施設の認定を受け、2011年6月より「禁煙外来」を開始しました。
2010年、日本医療福祉生協連の「高齢者にやさしい診療所づくり」にエントリーし、職員全員が「認知症サポーター」の認定を受けました。現在、地域組合員・住民と力を合わせ、「高齢者にやさしいまちづくり」にも取り組んでいます。
開設年月 | 1994年10月 | |
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所在地 | 鳥取県八頭郡若桜町若桜1200-1 | |
所長 | 守山 泰生 | |
診療科目 | 内科、外科 | |
職員数 | 常勤16人、非常勤8人、計24人 (職員数に含まれず:医師 常勤1、非常勤4) |
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医療・介護の内訳 | 医療 | 外来診療/禁煙外来/訪問診察/訪問看護 |
健診予防 | 自治体ドック/胃がん内視鏡検診/肺がん検診/大腸がん検診/特定健診/後期高齢者健康診査/一般健診/わかさ生協ミニドック健診/事業所健診 | |
介護 | 介護老人保健施設19床(入所17床・短期入所2床) 訪問看護/通所介護/居宅介護支援事業所 |
2012年7月30日
所長 守山 泰生
2008年、世界保健機関(WHO)は、「高齢者にやさしい診療所ツールキット」を発表しました。「高齢者にやさしい診療所」の条件として、
が挙げられています。
日本医療福祉生協連では、それぞれの診療所でツールキットを簡単に導入できるよう、使い方の指針を示した導入プログラムを作成し、当診療所では、2010年に導入を開始し、2012年3月に修了しました。取り組みの中で、職員全員が認知症サポーターの認定を受け、禁煙外来も開始となりました。
超高齢化した日本社会において、地域の高齢者のプライマリ・ヘルスケアにおける医療生協が担う役割は、ますます重要になってきています。高齢者ケアの質改善にとりくむ診療所として、地域から選ばれる診療所になることをめざしていきます。